5-4水上編成研究室

そのための右手 幌筵泊地所属

カテゴリ: 基地航空隊

1、航空隊の中途半端なテンプレ採用は悪手となり得る
イベントや海域の攻略が進むにつれて、一般的な攻略のテンプレが出来ます
装備や改修の進み具合は個人によって違うので、テンプレには基本的に融通性があります
1-5 c
たとえば試製35.6cmが無いから35.6cmを使う、こういう変更は全く問題ありません。
ところが基地航空隊でのこのような変更は失敗例に終わる場合があります
今回のE3甲においても漠然とした52熟練+陸攻3のテンプレが独り歩きして
悪手となっている例がしばしば見られました。

2、基地航空隊の航空戦は閾値で変化する
航空戦は制空値の閾値で変化します。主砲や魚雷を性能が低いものに交換するだけなら
与ダメージや命中が低下するだけで済み、戦術そのものが変化することはありませんが、
航空機を対空能力の低いものに置き換え、制空値の閾値を割った場合は戦術そのものが
変化します。
陸攻4でも52熟練+陸攻3でも、制空値の閾値を越えられなければ、どちらも航空戦は
同じ状況になります。今イベントのE3甲ではこの閾値が装備を整えてギリギリなので、
似たような装備で補うと制空値が足りなくなることがあります。
1-6 j 2
なので「改修していない状態の52熟練」「一式陸攻(三四型)の不足」をもっての
52熟練+陸攻3テンプレの採用は、注意が必要です。上の例のように第一基地航空隊が
コピーされてしまうと、52熟練の存在は完全な贅肉になります。
これならば陸攻4編成のほうがいいですね。

3、自分の持っている装備で調整する
各人の装備状態は異なるので基地航空隊の設定は個人で調整することをお勧めします
たとえば今回であれば53岩本隊★10、52岩井小隊★10等の52熟練★10の上位互換
基地航空隊に設定することができます(いずれも行動半径6)。
これらの艦戦を利用すれば制空値に余裕がでて、52岩井小隊★10なら一式陸攻(三四)
は一部隊、53岩本隊★10であれば一式陸攻(三四)なしで目標制空値に達します。
もちろん基地航空隊に優秀な艦戦を使うと本隊に影響が出ますが、、
1 akitsupng
自分の艦戦ではどうしても力不足の場合、艦戦の数を増やして艦戦2+陸攻2にしたり
いっそのこと劣勢調整という戦術を捨てて喪失状態での陸攻4へと切り替えることも
考えるべきです。
ただし、基地航空隊の戦術を切り替えた場合、本隊の必要制空値も変化します。
今回のイベントでは劣勢調整と喪失では本隊が優勢を取るために必要な制空値は
100以上変化します。基地航空隊の制空状態を変化させる=本隊も変化させます。

4、必要な制空値を自分で設定する
今回のE3甲ではボスマス制空値116という具体的なラインが与えられていますが、
自分で基地航空隊の必要制空値を設定するにはどうするべきなのでしょうか。
乙や丙作戦を選択する人にも必要な考えです。乙や丙作戦は甲作戦よりも必要な制空値
が低く余裕が生まれるからです。
比較的簡単な方法を紹介します。

まず、wikiを見ます
1-5 c
1-5 c
日本語版艦これwiki http://wikiwiki.jp/kancolle/
英語版艦これwiki http://kancolle.wikia.com/wiki/Winter_2017_Event
日本語版と英語版wikiがありますが、情報は英語版のほうが早く上がる傾向があります。
日本語版wikiの方も実装後一週間後には制空値が書かれています。
日本語版wikiも英語版wikiも優勢ラインと確保ラインが書かれています。
違いは、それに加えて日本語版は制空値、英語版は拮抗ラインが与えられている点です。
1-5 c
wiki情報から各制空状態に必要な制空値を求めます
例に挙げたE3甲ボスマス(ラスダン除く)の制空状態別の制空値は以下のようになります

E3甲 ボスマス 敵制空値 341
喪失 -113
劣勢 114-227
拮抗 228-511
優勢 512-1022
確保 1023-

E3甲では実質的な選択肢が「喪失」か「劣勢調整」の二種類であることが分かります
拮抗の確保には制空値が最低228以上必要で、艦戦が3機必要になり攻撃を考えると、
現実的な選択肢にならないからです。
なので調整するのであれば「劣勢調整」となります
E3甲ボスマスでの航空劣勢はwiki情報だと制空値114-で足りますが、基地航空隊の
設定は116-となっています。これは「基地航空隊の航空戦時には偵察機も航空戦に
参加する」という特殊設定による上昇分です。

基地航空隊の計算時はwikiで得られた値に敵偵察機分の+αをするのを
忘れないでください。+α分の求め方は計算が煩雑になるのでカットします。
そこまで手計算で求めるのなら最初から航空戦シミュレーション等にかけたほうが
いいでしょう。
だいたい多くて劣勢で+5拮抗で+10くらいを見積もっていればいいと思います。
今回の偵察機分による制空値増加は劣勢で+2でした。
以上が、航空隊の制空値設定を自力で行う方法でした。
追記偵察機分の制空値表をつくりました
1 a

ちなみにE3を乙、丙難易度で攻略する場合は以下のようになります。
E3乙 ボスマス 制空値 333
劣勢 112-
E3丙 ボスマス 制空値 271
劣勢 91-
甲作戦同様に偵察機分による増加が+2という荒っぽい仮定をすれば劣勢調整に
必要な基地航空隊制空値は乙作戦で114以上、丙作戦では93以上となります。
乙作戦では大きな変化はありませんが、丙作戦ではかなり必要制空値が下がります
丙作戦では適当な艦戦1+陸攻3の組み合わせでも劣勢調整ができますね。

5、航空機の熟練度低下をどの程度考えるか
基地航空隊の制空値は陸攻の熟練度低下によりいくらか上下します。
艦戦の熟練度低下も聞きますが、発生は稀だと思われます。
E3甲は既に50周回はしていますが、艦戦の熟練度低下は未だに見ていません。
なので艦戦の熟練度は常にMax、陸攻の熟練度は低下するものと考え編成します
今回、私が使っていた編成では制空値は115-126までの11の幅で変化します
最低115まで低下しますが、劣勢で調整をしていれば全ての陸攻の熟練度が
完全な白紙になる状況にはほとんどなりません。(未だ見たことがないです)
どれかが剥がれたり、どれかがついたりとそういったことを繰り返すことになります。
なので最低制空値+3程度ならほぼ大丈夫という安全マージン設定でいいと思います

6、複数の基地航空隊を運用する場合
基地航空隊は第一基地航空隊→第二基地航空隊の順番に攻撃をします。
なので、第二基地航空隊には以下のような特徴があります
・第一基地航空隊よりも必要制空値が下がる
・第一基地航空隊と違い敵制空値は大きな揺れ幅を持つ
基本的には第一基地航空隊を「必要なギリギリの制空値に設定」して
「第二基地航空隊は攻撃力を維持したままで得られる最高の制空値を与える」

ことになります。乱数によっては第二基地航空隊の二巡目で一つ上の制空状態が
得られるかもしれないからです。
今回のように第一基地航空隊の制空値がギリギリのケースではそれは望めませんが、
状況によっては、有利になる可能性を残しておくこともセオリーです。

具体的に何%の確率でどういった制空状態が得られるかを知りたければ
最終的にはシミュレーターを使うことになります。
http://ux.getuploader.com/airwarfaresimulation/index/1/date/desc
というわけで以前も紹介した航空戦シミュレーションのUrlを貼っておきます

1、敵の防空はどういったシステムで行われるか?

で書いた味方艦隊の防空と同じシステムで説明がつくので、同じシステムだと
考えられています
65
敵側にも「防空艦の選択」「固定撃墜」「割合撃墜」などの計算が存在しており
たとえばツ級が防空艦として選ばれて「固定撃墜」や「割合撃墜」の発生が重なると
そのスロットにいる村田殿や友永殿が戦死するといったことが起こります。
ただし、以下の点が味方側の防空と異なると考えられています。
1、最低撃墜保証+1が存在しない
2、対空カットインが見えない?

1は確定しています。2は直接観測できないので推測ですが、敵側の対空カットインを
計算にいれないと説明できない被撃墜が発生するので、
「見えないだけで敵側も対空カットインをしているのではないのか」と考えられています

2、St1とSt2とは何なのか?
よく使われている用語ですので知っておいて損はありません
上の図のように制空戦(航空優勢とか制空権確保の部分)をSt1、それ以外の部分全てを
St2と分けて航空戦は考えられています。
どちらにも参加しない・・・彩雲、カ号、水上偵察機、二式大偵
St1のみに参加する・・・艦戦、水上戦闘機
St1、2両方に参加する・・・艦攻、艦爆、爆戦、瑞雲系

計算が特殊・・・噴式景雲改
噴式景雲改はSt1前に敵側の対空砲火を受けているようなので例外的な存在ですが
航空戦は基本的に上の3種類の機体に分けて考えられています
艦戦の熟練度が艦攻と違って剥げないのはSt2に参加しないからです
St1は割合のみなのでたとえ制空権を喪失してのスロットが全滅することはありません
ツ級が猛威を振るうのもSt2の部分です。

3、味方基地航空隊への敵防空システム(対 敵通常艦隊)
基地航空隊に対してもSt1、St2の両方が同様に発生しているのではと推測されています
ただし、通常の航空戦では参加しない彩雲や二式大偵がSt1のみに参加してきます。
基地航空隊の航空戦は以下のような航空機の分類になります
St1のみに参加する・・・艦戦、飛燕、雷電、彩雲、景雲、二式大艇
St1、2両方に参加する・・・艦攻、艦爆、陸攻、爆戦、銀河

詳細不明・・:噴式景雲改
この影響で通常の航空戦と比べて以下のことが起こります
1、彩雲や二式大艇もSt1で撃墜されるようになる
2、彩雲や二式大艇の熟練度ボーナス(+3.162程)がSt1の味方制空値に加算される
3、通常航空戦ではSt1に参加してこない敵偵察機も基地航空隊のSt1制空戦時のみ
参加してくる。その分要求制空値が通常航空戦よりも高くなる。

4、今までの敵連合艦隊時の特殊性と、仕様変化
3のように、本来味方基地航空隊に対して、敵防空はSt1とSt2の二段構えがあった
わけですが、敵連合艦隊時に限り、何故か今まではSt2が機能していませんでした。
本来は敵防空艦のSt2の固定撃墜や割合撃墜の影響を受ける陸攻や艦攻も
St1の割合部分での削りしか影響を受けなかったので、6-5で制空権喪失で陸攻×4を
送っても熟練度がほとんど剝げず、有力な戦法でした。
この仕様は12/9のメンテかその直後あたりに変更されたようで、敵連合艦隊時のみの
St2敵防空を無視できる特典は失われました。まあ元からバグっぽかったので
仕方ないかなと思いますが、今後の陸攻×4はかなり消費が激しく攻撃が通りにくくなる
と予想されます。そもそもSt2までに残機が0になると攻撃も出来ませんし。
65
上の表が制空状態別の味方航空隊のSt1での残存性です
ここから次に発生する敵St2防空を含めて攻撃機を残すことを考えないとこれからの6-5や
敵連合艦隊時の基地航空隊運用はダメになりました。
実際の運用としては制空権喪失でいくか、劣勢に調整するかのどちらかが多くなります。
攻撃機を複数残しながら拮抗や優勢が基地航空隊でとれるマスは今まで少なかったです
送り込む先がだいたいボスマスとかなので、敵制空値が大きい状況ばかりです。
私は6-5ではボスマス制空値削りも兼ねて劣勢調整をしていたので変更はしませんが
喪失でやってきた場合は、劣勢調整よりも航空隊の全滅が多く発生するようになるので
見直してもいいかもしれませんね。どちらが良いかは人によりますが。

追記、陸攻のみの場合
1
6-4 Mマスに潜水単艦で出撃して熟練度付けが可能です。これは楽
ただし、陸攻以外の航空機を入れるとMマスまで届きません(要行動半径8)
画面では烈風が配置転換になっていますが、他の航空機も混ぜた状態での
熟練度付けは下に並んだ方法で
1
被害はほとんどありません。敗北はもちろんつきますが

1、6-5(捨て艦使用)
1
基地航空隊は疲労でもキラ付けには何ら問題ありません。補充も後でまとめてで結構です
1-5 b
Lv1軽巡×1で下ルート開始になるのでBマスに基地航空隊を送ります
Bマスは潜水マスなので航空機の被害はほとんどありません

2、6-5(人道的な方法)

1
先制対潜攻撃可能な軽巡を含んだ水雷戦隊で同様に出撃します
1-5 b
被害はほとんど出ませんよ。開幕で終了
問題としては経験値が少なく、一戦撤退になるのですぐに疲労が溜まることです


3、6-4(捨て艦使用)

1
1-5 b
Bマス集中で、Lv1駆逐×4orLv1軽巡旗艦+随伴Lv1駆逐×3で出撃します

4、6-4(人道的方法)
1
軽巡旗艦+航巡×2+駆逐×3にて同様にBマス集中で出撃します
キラ付け中の基地航空隊の攻撃もあるので損害はほとんどありませんが
経験値が少なく、疲労が付きやすいのは共通した問題です
航巡は片方戦艦でもいいですよ。そこまでいりませんが
ただし低速艦を混ぜるとBマスから逸れてAマスに行くことがあるので
艦隊は高速統一でお願いします。

1、局地戦闘機
局地戦闘機の実質的な対空値が「出撃時」と「防空時」とで計算の仕方が違っており
出撃時は迎撃の、防空時は迎撃に加えて対爆の影響があることが式で求められる
ようになりました(今までは防空時の計算式がわからなかった)
具体的には出撃任務と防空任務で以下のような強さになります
1-5 a
雷電は出撃には全く使えませんが、防空では飛燕(244戦隊)に次ぐ能力です
飛燕(244戦隊)は行動半径4にさえ目をつぶれば、出撃でも防空でも超有能です
また防空時には彩雲を積むことで総制空値×1.3倍が補正としてかけられることが
わかりました。なので防空時の有効な配置として防空時対空が強い奴×3+彩雲が
最適だと現在考えられています。
彩雲以外の索敵機にも制空値に乗算補正がかかりますが、選択として彩雲が無難です

出撃時対空防空時対空とを搭載数18のスロットで計算した
各中隊ごとの制空値は以下のようになります
艦これ-347
効率がいいと考えられる防空時の編成を作成して実際に制空値を求めてみます
1-3
現在進行形で検証されている方が悩んでいる部分もありますので
乗算する値だとか、位置だとかの正確な部分はわかりませんが、だいたいこんな感じで
大きな間違いはないだろう。という推測です。
間違っていたりしたらツッコミください

雷電の2機目が秋イベできたので今は普通に組むほうが強いです
1-5 b
↑訂正
この場合、飛燕一型丁を彩雲と交換したほうが制空値が高かったです(403)
とご指摘を頂きました。申し訳ありません。雷電の3機目がこないとまだ
彩雲の出番は残りますね。


2、陸上攻撃機 
1-4
単純な強さなら銀河>>野中隊>三四型>二二型>一式陸攻>>九六式陸攻>>>艦載機
くらいの序列です。
しかし三四型は戦闘行動半径が8と、他の一式陸攻よりも短いので、今回のE4のように
ボスマスまで距離が9ある展開だとついていけない場合があります。
一方で、二二型は戦闘行動半径が10もあり、抜き出ていますが現状随伴できるまともな
航空機が存在しないため、距離が10になると二式大艇(半径+3)やCatalinia(半径+2)
を加えることが避けられなくなります。となると二二型じゃなくてもいいじゃんという
ことになり、二二型の半径10が生きる展開が来るかは怪しいところであります。

とりあえず銀河は最強です。大事に扱ってあげてください。

8/13基地航空隊の仕様変更に伴って表に搭載数18を追加
仕様変更されているのでこの表通りの制空値になるかはまだわかりません

8/11指摘を頂いたので修正します、申し訳ありませんでした

以下が要点です艦これデータ置き場③より
 ・後述するが敵側の深海棲艦偵察機は従来航空戦とは異なる挙動を示しており、
    その影響か敵本隊の深海偵察機も基地航空隊の航空戦Stage1に参加し触接判定を起こしていると考えられる。  
   
  ・基地航空隊に配備された水上・艦上偵察機と敵側本隊の「深海棲艦偵察機」は基地航空隊の航空戦Stage1
    に参加し制空決定に関与する(api_?_countに計上されている)。

要するに通常の航空戦では参加しない偵察機が基地航空隊においては参加するので
wikiとかの制空値をそのまま抜き出してギリギリの制空値調整をするとギリギリ負けるということです
基地航空隊では例外的に通常の敵制空値+敵偵察機の制空値で計算する必要があります
敵偵察機の制空値はsqrt(スロット数)×対空で求められていると思われます
もちろん、通常ではのらないこちら側の偵察機の対空も熟練度ボーナスを含めて乗りますが
こちら側が基地航空隊に偵察機を含めることは戦闘半径が長い場合を除けば無さそうなので
敵側のほうに恩恵が多いシステムだと思います

検証wikiの記事を参考にさせてもらっています。基地航空隊の仕様は変更される可能性があります

http://ja.kancolle.wikia.com/wiki/%E3%82%B9%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%89:1140

5a


1、基地航空隊の制空値調整
画面には表示されませんが、基地航空隊による攻撃時には通常の航空戦同様に
「航空優勢」などの制空状態の決定が行われており、それによって敵味方に航空機の
被撃墜が発生しています
2a
基地航空隊が第一から第三の順に攻撃していくことを考えると、第一航空隊の制空値を
高く設定して、敵航空機を多く撃墜することで第二、第三航空隊の戦闘を有利に運ばせる
といった戦略がボスマスでの基本となります
制空値の設定条件は上のwikiの表のように段階的に分かれるので、必要制空値を計算で
出したあとに、余力を最大限の攻撃にまわすことが効率的です

基地航空隊の熟練度によるボーナスを含めた制空値の予想表が一番上のものです
基地航空隊も撃墜されれば能力が低下するので、12機(満タン)、8機、4機と分けて
計算しています

2、第一中隊への空襲による被害
基地航空隊は所定のマスまで一切参加をしないので制空値計算はしやすい方なのですが
空襲により50以上の被ダメージを受けると、各基地航空隊の第一中隊からそれぞれ
1~4機のランダムな被害が発生します
被害が及ぶのは第一中隊のみで第二中隊以降には及びません
(第一中隊の航空機が0の場合は第二中隊にも被害が及ぶそうですが、
 通常プレイで毎回補充する限りはそのようなことは起こらないでしょう)

空襲は2回発生するので第一中隊はボスマスに到着する前に最大で4×2=8機の
被害が及びます、制空値を設定する際にはこれを忘れないでください
1-1
参照 艦これデータ置き場③

以上のようなことを考えると基地航空隊の航空機配置の戦術として以下のような提案が
できます

3、戦術① 飛燕(244隊)は第二中隊以降
第一中隊に艦戦もしくは要撃機を置くべしという考えは、攻撃機の航空戦での脆さを
考えると当然ですが、飛燕(244隊)のような最高レベルの制空マシーンは第二中隊
以降に置くべきです。たとえば
基地航空隊A
第一中隊(12) 飛燕(244隊)、制空値76 →空襲で4機被害→制空値67(↓9)
第二中隊(12) 52熟練
第三中隊(12) 一式陸攻
第四中隊(12) 一式陸攻
と、基地航空隊B
第一中隊(12) 52熟練、制空値56→空襲で4機被害→制空値50(↓6)
第二中隊(12) 飛燕(244隊)
第三中隊(12) 一式陸攻
第四中隊(12) 一式陸攻
とは制空値が同じですが飛燕(244隊)の置き場所によって空襲による制空値の低下に
差が出ます。弱い艦戦や要撃機を第一中隊に配置した上での第二中隊以降の配置が
望ましいのでしょう

4、戦術② 一式陸攻(野中隊)は必ずしも第三航空隊じゃなく、
                制空状態のいい航空隊に配置

私は春イベントでは下の画像のように、強い陸攻を艦戦の少ない第三航空隊に
まとめて配置していましたが、これは今考えると必ずしも正解ではないなと思います
1-1
第三航空隊が出撃する頃には確かに敵制空値も下がっていますが、それに合わせて
こちらも戦闘機の数を減らしていると、第一基地航空隊の攻撃時よりも制空状態が
悪化していて、より上位陸攻が落とされやすくなっているなんてことも考えられます
陸攻が攻撃力を発揮するために大事なのはあくまで制空状態です。

モデルとしてはまずないですが、以下のような状態を仮定しましょう
第一基地航空隊 艦戦 艦戦 艦戦 陸攻① 制空状態:航空優勢
第二基地航空隊 艦戦 艦戦 陸攻② 陸攻③ 制空状態:航空均衡
第三基地航空隊 艦戦 陸攻④ 陸攻⑤ 陸攻⑥ 制空状態:航空劣勢

この時、上位陸攻を効率的に使うことを考えるなら
①→②③→④⑤⑥の順番に強い陸攻をあてがっていくべきだと考えます
*実際には第二基地航空隊、第三基地航空隊は乱数の散らばりで
制空状態が大きく変化するので確実なことはなにひとつ言えない
第一基地航空隊に比べてランダム性が強い配置と考えるべきです
確実に航空優勢を確保した第一基地航空隊か制空権確保まで可能性として
考えられる第三基地航空隊に入れるべきかはわかりませんね
体力が大きい相手には割合ダメの考慮もあるので問題は複雑です


5、具体的な基地航空隊設定

春イベのE7甲ボスの最終形態を例にとって考えてみます
1-1
このボスマスの制空値が129になるので基地航空隊の制空値目安は
制空値 194~ 航空優勢
制空値 87~193 航空均衡
制空値 44~86 航空劣勢
となります。

訂正、追記======================================

上で修正したように基地航空隊では偵察機の制空も含めなければならないので
129よりも大きくなります。春イベボスの搭載スロット数と偵察機はわかりませんが
実際の運用ではこの部分を想定して考えなければいけません

中枢棲姫-壊 16inch三連装砲、16inch三連装砲、偵察機
電探

今回、中枢棲姫が偵察機を保有しているのでこの分の値が加算されます
(マスクデータなので具体的には不明)


最近の敵艦、敵装備はマスクデータがかけられていますが、
仮にこの偵察機が2014年から存在していた深海棲艦偵察機だとすれば
対空+1でスロットの搭載数が100だったとすれば制空値は10上がることになります
(全く根拠のない数字なのでイメージとして受け取ってください)

また、注意すべきは敵側が対空能力のついた水偵を複数持ち出して
主主水偵のような編成を並べられると要求制空値はさらに上がります
春イベのE7ボスマスではそれは避けられているようですが
今後基地航空隊の制空値を仮決めする時は戦闘画面に表示される敵側の
偵察機の数を確認して偵察機1機につき+10くらいを目安に制空値を増やす
必要がありそうです

====================================================


これはあくまでも第一基地航空隊の一会戦目の敵制空値でその後下がっていきます

まず第一基地航空隊を考えます
航空優勢(敵迎撃割合0~80%)か航空均衡(敵迎撃割合0~60%)を狙えますが、
ここは航空優勢狙いで組んでみました

第一基地航空隊 合計制空値207(空襲最大被害で194)
第一中隊 烈風             制空値59→空襲で最大被害→45
第二中隊 飛燕(244隊) 制空値76
第三中隊 烈風             制空値59
第四中隊 一式陸攻(野中隊)制空値13

この基地航空隊は航空優勢で二回敵航空隊とぶつかることができるので
理論上0.2×0.2=0.04と敵航空戦力を残り4%(制空値で20%程度)にすることも
できる一方、敵航空戦力が100%残ったままになるケースも考えあり得ます
実際にはそのような極端なケースは稀でその間になりますが、、、
予想は難しいので、以降の基地航空隊では適度に制空値をとって編成を組んで
いきましょう。第二基地航空隊を今組むならこんなかんじでしょうか

第二基地航空隊 合計制空値147(空襲最大被害で133)
第一中隊 烈風             制空値59→空襲で最大被害→45
第二中隊 飛燕             制空値68
第三中隊 一式陸攻      制空値10
第四中隊 一式陸攻      制空値10

第一基地航空隊の削り具合によっては最初から航空優勢以上がとれます
第一基地航空隊の仕事が悪くても航空均衡は確保しています
最後に第三基地航空隊も考えてみましょう

第三基地航空隊 合計制空値81(空襲最大被害で67)
第一中隊 烈風             制空値59→空襲で最大被害→45
第二中隊 九七式陸攻  制空値 6
第三中隊 九七式陸攻  制空値 6
第四中隊 一式陸攻      制空値10

制空値はガクッと下がりますが、
第一基地航空隊と第二基地航空隊が素晴らしい仕事をしていれば
制空権確保も可能です。悪くても航空均衡で、劣勢まではほぼ行かないでしょう
上位陸攻をどの基地航空隊に乗せるかは一長一短あり難しいですが
上位艦戦や飛燕はなるべく前の基地航空隊に載せるべきというのは間違いないです


以上が基地航空隊の編成考察でした

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