1、敵の防空はどういったシステムで行われるか?

で書いた味方艦隊の防空と同じシステムで説明がつくので、同じシステムだと
考えられています
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敵側にも「防空艦の選択」「固定撃墜」「割合撃墜」などの計算が存在しており
たとえばツ級が防空艦として選ばれて「固定撃墜」や「割合撃墜」の発生が重なると
そのスロットにいる村田殿や友永殿が戦死するといったことが起こります。
ただし、以下の点が味方側の防空と異なると考えられています。
1、最低撃墜保証+1が存在しない
2、対空カットインが見えない?

1は確定しています。2は直接観測できないので推測ですが、敵側の対空カットインを
計算にいれないと説明できない被撃墜が発生するので、
「見えないだけで敵側も対空カットインをしているのではないのか」と考えられています

2、St1とSt2とは何なのか?
よく使われている用語ですので知っておいて損はありません
上の図のように制空戦(航空優勢とか制空権確保の部分)をSt1、それ以外の部分全てを
St2と分けて航空戦は考えられています。
どちらにも参加しない・・・彩雲、カ号、水上偵察機、二式大偵
St1のみに参加する・・・艦戦、水上戦闘機
St1、2両方に参加する・・・艦攻、艦爆、爆戦、瑞雲系

計算が特殊・・・噴式景雲改
噴式景雲改はSt1前に敵側の対空砲火を受けているようなので例外的な存在ですが
航空戦は基本的に上の3種類の機体に分けて考えられています
艦戦の熟練度が艦攻と違って剥げないのはSt2に参加しないからです
St1は割合のみなのでたとえ制空権を喪失してのスロットが全滅することはありません
ツ級が猛威を振るうのもSt2の部分です。

3、味方基地航空隊への敵防空システム(対 敵通常艦隊)
基地航空隊に対してもSt1、St2の両方が同様に発生しているのではと推測されています
ただし、通常の航空戦では参加しない彩雲や二式大偵がSt1のみに参加してきます。
基地航空隊の航空戦は以下のような航空機の分類になります
St1のみに参加する・・・艦戦、飛燕、雷電、彩雲、景雲、二式大艇
St1、2両方に参加する・・・艦攻、艦爆、陸攻、爆戦、銀河

詳細不明・・:噴式景雲改
この影響で通常の航空戦と比べて以下のことが起こります
1、彩雲や二式大艇もSt1で撃墜されるようになる
2、彩雲や二式大艇の熟練度ボーナス(+3.162程)がSt1の味方制空値に加算される
3、通常航空戦ではSt1に参加してこない敵偵察機も基地航空隊のSt1制空戦時のみ
参加してくる。その分要求制空値が通常航空戦よりも高くなる。

4、今までの敵連合艦隊時の特殊性と、仕様変化
3のように、本来味方基地航空隊に対して、敵防空はSt1とSt2の二段構えがあった
わけですが、敵連合艦隊時に限り、何故か今まではSt2が機能していませんでした。
本来は敵防空艦のSt2の固定撃墜や割合撃墜の影響を受ける陸攻や艦攻も
St1の割合部分での削りしか影響を受けなかったので、6-5で制空権喪失で陸攻×4を
送っても熟練度がほとんど剝げず、有力な戦法でした。
この仕様は12/9のメンテかその直後あたりに変更されたようで、敵連合艦隊時のみの
St2敵防空を無視できる特典は失われました。まあ元からバグっぽかったので
仕方ないかなと思いますが、今後の陸攻×4はかなり消費が激しく攻撃が通りにくくなる
と予想されます。そもそもSt2までに残機が0になると攻撃も出来ませんし。
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上の表が制空状態別の味方航空隊のSt1での残存性です
ここから次に発生する敵St2防空を含めて攻撃機を残すことを考えないとこれからの6-5や
敵連合艦隊時の基地航空隊運用はダメになりました。
実際の運用としては制空権喪失でいくか、劣勢に調整するかのどちらかが多くなります。
攻撃機を複数残しながら拮抗や優勢が基地航空隊でとれるマスは今まで少なかったです
送り込む先がだいたいボスマスとかなので、敵制空値が大きい状況ばかりです。
私は6-5ではボスマス制空値削りも兼ねて劣勢調整をしていたので変更はしませんが
喪失でやってきた場合は、劣勢調整よりも航空隊の全滅が多く発生するようになるので
見直してもいいかもしれませんね。どちらが良いかは人によりますが。