対空についてです。厳密な式ではなく、どういったイメージとして捉えればいいのか
解説します。後半は対空への推測を多く含んだ自論です。適当によんでください

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1、割合計算(割り算)固定計算(引き算)
航空戦の計算の考え方は割り算引き算の二つで説明ができます
割合計算は敵の艦載機の残機の何%を落とすかの割り算
固定計算は敵の艦載機の何機を落とすかの引き算になります
割り算と引き算は状況によって大きく結果が異なりますよね
例えば 割合撃墜50%固定撃墜10機の違いを残機別に見てみます
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敵の艦載機が多く残っているときは割合計算(割り算)で効果的に減らせられますが、
少なくなってくると固定計算(引き算)の効果が大きくなります。そして、
敵の艦載機を殲滅させるには最後に固定計算(引き算)の効果が必要となります。
(乱数によっては割合で100%減ることもあるが狙えるものではない)
敵艦載機を枯らせる流れは割合で減ったところを固定で引いて0にするというものです
実際、一番上の航空戦の流れを見ても分かるように
割合計算固定計算の順に敵艦載機への撃墜判定が行われています

2、割合計算、固定計算の種類
具体的な式はwikiなどを見てください。どんなものがあって何が重要かだけを書きます

割合計算(①基地航空隊②制空戦③割合撃墜)
①基地航空隊航空戦・・・最初に発生する。基地航空隊が敵艦隊に対して制空状態が
良いほど、いい割合を含んだ乱数で敵艦載機を割り算できる
②制空戦・・・基地航空隊がない場合、最初に発生するのがこれ。こちらも制空状態が
良いほど、いい割合を含んだ乱数で敵艦載機を割り算できる

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①と②は必ず発生するフェイズです(①は基地航空隊運用時ですが)
制空権確保で0~100%と、乱数に大きく影響される割り算が敵艦載機にかかります
基地航空隊を複数回送り込むことで(劣勢調整で十分)割り算を重ね掛けさせて
敵艦載機を大きく削ることも可能です。

③割合撃墜・・・②制空戦のあとに50%の確率で発生する割合計算
艦の素対空や装備による「加重対空値」への補正で決定される定数による割り算です
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③割合撃墜は②制空戦のように100%起こるわけではありません。発生率は50%です
機銃や改修した高角砲で割合を大きくすることができます。①②のように乱数で割合が
決まるのではなく、対空値や装備から求められる定数で割り算されるので安定した削りが
可能です。ただし艦隊のなかの防空選択艦による凸凹はあります。

固定計算(③固定撃墜④対空カットイン⑤最低撃墜保証)

③固定撃墜・・・②制空戦のあとに50%の確率で発生する引き算。
割合撃墜と固定撃墜の発動は各々50%ですが、それぞれ独立して発動判定がされます。
割合撃墜も固定撃墜も両方とも発動した場合は、割合撃墜→固定撃墜の順番に計算
されます。「加重対空値」と「艦隊防空ボーナス」「対空カットイン発動」によって引き算
できる固定撃墜値が決定されます。
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防空解説動画でも勧められていた防空の肝にあたる部分です
④対空カットイン・・・特定の条件で確率で発動する固定撃墜(引き算)

敵艦載機を枯らせる為に重要な部分です。カットインの種類によって撃墜数
つまり引き算の数が異なってきます。もちろん強いのは秋月型と摩耶です。
また、対空カットイン発動時には③固定撃墜に係数がかけられ強化されます。
⑤最低撃墜保証・・・最後に+1だけ固定で撃墜する。発動率は100%
最低撃墜保証は気にしなくてもいい部分です。1機だけは固定で落としてくれる対空の
おまけみたいもので、これがあるので対空カットインも固定撃墜も発生しない状態でも
割合計算の部分がよければ敵艦載機殲滅が可能となっています。

3、なぜ艦隊対空ボーナスや固定撃墜が騒がれたのか?

この組み合わせが敵艦載機を枯らす具体的な引き算の式を提供できたからです。
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これには高角砲や電探の改修による艦隊対空ボーナスの存在が大きく関わっています
対空艦はランダムに選択されるという性質上、その対空能力には凸凹があります
個艦の対空値と加重対空値に依存してしまう割合撃墜などがその例なのですが
対空カットイン艦の秋月が選ばれれば強いが、魚雷カットインの北上だと弱い
といった凸凹が生じてしまい均質な防空結果が得られにくいと考えられていました
しかし固定撃墜では艦隊対空ボーナスを共有することによる底上げが得られ、
それによって艦隊の誰が選ばれてもそこそこ数の大きな引き算ができて、敵艦載機を
枯らせることができるとわかったからです。

4、固定撃墜からもう一つ先に進んだ考え方

固定撃墜のみで防空が成り立つのかと聞かれると、答えは否で
割合撃墜を含めた考え方が必要だと私は考えています。たとえばヲ改を見ましょう
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古いデータベースからのものですが今も基本的に変わっていないと思います。
ヲ改のスロットは全て36機で、うち攻撃機が3スロットも占めています
36というのは別段大したことのない数字で改修高角砲や電探を用意して、防空を重視した
艦隊なら固定撃墜さえ発動すればほとんど狩れる数字だと思います。
実際には航空戦による割合もある上、対空カットインも入ったりするでしょうし。
ところが注意しなければならないのが、これらの計算はスロットごとに独立して行われる
という点です。2スロ目の艦爆に固定撃墜が発動したとしても、3スロ目の艦攻にも発動
する確率は50%なのです。
ヲ改の攻撃機搭載スロットの3つ全てに固定撃墜が発動する確率は(1/2)^3=12.5%です
固定撃墜のみではどんなに頑張っても87.5%ものの確率でヲ改は砲撃戦に参加してくる
計算になります。個人の少ないデータなのでいわゆる「あくまでも個人の感想です」という
やつなのですが、私は対空重視でヲ改に向かった場合、12.5%よりももっとマシな確率で
ヲ改を沈黙させています。
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どういうことかというと、固定撃墜を含まないルート。③-Bや③-Dからもそれなりの成功が
得られているのではと私は考えています。①基地航空隊や②制空戦での割り算の乱数
次第ですが、それに加えて③-Bのように割合撃墜でも発生してくれれば、ヲ改の36スロ
程度でしたら対空カットインの引き算のみで殲滅できる部分までもっていけるのではない
でしょうか。あくまで推測ですが、、、

5、固定撃墜の50%なしでも殲滅するには
では具体的に固定撃墜のみに頼らず、敵艦載機の殲滅を積極的に狙うにはどうするか
1、基地航空隊で削りを入れる
2、制空権確保
3、割合撃墜の発生を期待し加重対空値を稼ぐ

などが挙げられますが、最も重要なことは「対空カットインの質と確率」に間違いありません
固定撃墜なしでは「引き算」出来るのが「対空カットイン+撃墜保証の1」しかありません。
計算は引き算ができなければ0になりません。対空カットインなしでの殲滅は絶望的です
対空カットインも可能な限り固定撃墜ボーナスが大きいもの
秋月や摩耶の特殊カットインがいいでしょう。また、発動率を稼ぐ為に秋月型を2人セットで
運用したり、秋月+摩耶のセットで運用するといいと思います。
逆にやってはダメなのが対空カットイン確率を稼ぐために秋月+皐月(特殊機銃カットイン)
のようなコンビネーションで、この場合は秋月の対空カットイン発動が優先順位的に皐月
に食われてしまい、皐月の低性能の対空カットインが出てしまう恐れがあります。
例えば敵の艦載機の残りが7機で、秋月の対空カットインなら殲滅できるところを
皐月の対空カットインが優先発動して固定ボーナス2+撃墜保証1の3機しか落とせなかった
などが起こり得ます。カットイン艦を組ませる場合はどちらのカットインがでてもいいか
もしくは、優先順位を持つ方が強力なカットインを撃てるように組み合わせを考えます。

秋月  高角砲/高角砲/対空電探 ★固定ボーナス7
摩耶  高角砲/特殊機銃/対空電探 ★固定
ボーナス8
間違いなく強いカットインがこの二つです
1-6 j 3
↑今月の6-5編成です。今はこんなの使ってます

6、最後に
データを伴わない推測が多いですが、以上が対空システムへの今の私の考え方です
この分野は最近盛んになってきたところなので、もう少し時間が立てば色々ノウハウが
確立されてくるのではないでしょうか。
あと、これだけ対空について書いたあとに、こういうことを書くのも変ですがバランスを
考えてくださいね。とりあえず何でもかんでも改修秋月砲を載せればいいという訳ではなく
あくまでも必要な火力を確保した上での余剰火力分のトレードオフだと考えてください
例えばダイソンが並ぶような海域が今後のイベントで出たら秋月砲を捨てて魚雷を
持たせてください。火力不足で取りこぼしが多ければ中口径砲の主砲を載せたり
どんな時でも高角砲という極端には走らないようにしてください。