夜戦カットイン全般についての記事です
長いので分割します。次に書く記事の前編になっています

1、夜戦カットインの種類
おおまかに分けると「魚雷カットイン」 「主砲+魚雷カットイン」 「主砲カットイン」の3種類
細かく分けると「主砲カットイン」を「主砲×3以上」「主砲2+魚雷」の2種類に細分した、全4種類になります
各カットインで発動率と攻撃力が違ってきます
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①魚雷カットイン
発動条件は魚雷を2つ以上のせることです。攻撃力が1.5倍×2回ととにかく高く
イベントの最終マップでトドメを刺すことになるのはほとんどこれになります

(表示上は単発攻撃に見えるが、攻撃2回分の合算が表示されている)
魚雷を必要以上、たとえば3本や4本のせても、攻撃力の倍率が
上がることはありませんが、雷装値が伸びる分だけ強くなります
運60ほどまでカットイン率は上昇します
この時、補正無しの随伴艦の状態で65%ほどの発動率になります
②主砲+魚雷カットイン
発動条件は主砲2、魚雷1。攻撃力は1.3倍×2回と魚雷カットインよりも控えめです
こちらを選ぶメリットは主、主、魚、水上機で昼戦連撃も可能なことにあります
また、戦艦では主砲の搭載による火力上昇が重巡以下よりも大きいため
こちらが選択肢として大きくなってきます

(逆に言えば重巡以下では魚雷をのせたほうが強いのであまり使いません)
2
この主砲+魚雷カットインで代表的なのがビスマルクです
(というか他の戦艦は魚雷を積めません)
つまりほとんどビスマルク専用のカットインです
こちらは運70ほどまでカットイン率が上昇します(やや不確定)
この時、補正無しの随伴艦の状態で70%ほどの発動率になります
③④主砲カットイン
どちらも主砲カットインですが、主砲×3以上と、副砲をのせたパターンでは
攻撃力の倍率が違ってきます。前者は強烈で×2倍、後者でも×1.75倍はあります
装甲を貫きやすいと言えますが、単発なのでトータルのダメージ量は魚雷カットインに劣ります
ただし、昼戦では弾着によるカットインの恩恵を受けられるメリットがあり、
さらに副砲を含んだパターンはPT小鬼群に対しても一定の効果があります
(画像のプリンで言えばPT小鬼群に対する重巡洋艦の攻撃力補正値0.35→0.385倍)
運55ほどまでカットイン率は上昇します(発動率は魚雷より低い)
この時、補正無しの随伴艦の状態で52.5%ほどの発動率になります


2、実際の火力のイメージ(重巡)
重巡(プリン)を具体例にとったダメージ計算です
仮想敵としてダイソン、防空棲姫(最強)、防空棲姫(ギミック解除)の3体を用意しました
ボス戦を想定して弾薬は4戦目の状態、耐久は小破以下(画像では未満だが間違い)
夜偵発動なしという条件です
①魚雷カットイン
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火力は夜戦キャップまで到達しているので、現在の艦これのシステム上与えられる
最大ダメージがこれくらいになります
一応理論的には防空棲姫(ギミック解除なし)に対して179×2=358のダメージまで
与えられることになります。滅茶苦茶運がよければの話ですが・・・
ともあれそれ以下でも防空棲姫を倒すことはギミック解除なしでも可能?となっており
実際に夏イベで先行して倒した数人の解除無し組みはクリティカルかつ中程度以上の
良い乱数をひいた結果倒せたと言えます
通常攻撃ではほとんど割合ダメ(カスダメ)になます
ギミックを解除すれば、ダメージが通る乱数の幅が増え、より倒し易くなります
それでも乱数によっては夜戦キャップの魚雷カットインが割合ダメという酷い結果になります

②主砲+魚雷カットイン
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昼戦でも働けることは魅力ですが魚雷カットインと比べると、どうしても中途半端です
主+魚はビスマルクや防空艦に対空カットインと併用させる時に用います
防空棲姫を落とそうとするにはやや力足らずですね
ギミックを解除した場合でも、魚雷カットインでギミック解除なしの場合よりも
ダメージが低くなります

つまり、防空棲姫みたいな固い敵がでてきたら、重巡以下は大人しく魚雷カットイン
にしてください

③④主砲カットイン

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syufuku
主砲主砲主砲と主砲主砲副砲の2つの型に分けられますが、重巡の場合どちらも似たような
ダメージです。戦艦だと主砲と副砲の火力差があるので少し開きがでると思います
1発の貫通力は魚雷カットインや主砲+魚雷カットインを少し上回りますが、単発攻撃なので
トータルでずっと劣ります
主砲が強い戦艦や、PT対処とカットインとの併用の時には理由を持てますが
強ボスに対しては魚雷カットインを用いることをお勧めします

計算した各艦のカットインダメージはこちらです